みやぎ心のケアセンターの場合はこうでした
●どのような職種を集めようとしたか
・心のケアを担う人材として精神科医、臨床心理士、社会福祉士、精神保健福祉士、保健師、看護師(精神科又は心療内科等の勤務経験者)等の専門職のほか、事務職を募集しました。応募があった方について順次面接を行っていきました。
●どのように集めたか
・2011(平成23)年11月にセンター準備室が仙台市内で立ち上げられ、県障害福祉課から保健師と事務職各1名の業務支援をいただきながら、精神科医、精神保健福祉士、事務職の7名でスタートしました。
・専門職の確保については、一般募集(ハローワーク、HPでの公募)及び厚生労働省による各職能団体等の心のケア人材確保システムを活用したほか、専門職の全国組織とのつながりを通じて、多くの人材を継続的に派遣していただきました。また、各市町のOB保健師に対して呼びかけなども行った結果、県内や県外から概ね半々の割合で人材が集まりました。
・東北大学の予防精神医学寄附講座やアルコール専門病棟をもつ東北会病院(仙台市)などにも委託し、地域住民支援、支援者へのSV、普及啓発など多岐にわたる支援をいただきました。
・2012(平成24)年4月に当センターが本格稼働していくと自治体から様々な支援要請が寄せられ、外部機関からの応援を貰いながら市町のニーズに対応しました。日本精神保健福祉士協会に対して個別に支援要請を行い、1週間交代で12月まで7市町に精神保健福祉士を派遣しました(参照)「日本本精神保健福祉士協会支援活動緒記録集」。また、特定非営利活動法人横浜市精神障害者地域生活支援連合会からの協力もいただきながらマンパワーの確保に努めました。
・「サポーターズクラブ」という人材登録制度を設け、被災地支援に協力したいという方々に登録していただき、研修会や調査研究、イベントなど、スポットでの協力をお願いしました。

心のケア人材確保ネットワーク2012(平成24)年2月20日厚生労働省主管課長会議資料(精神・障害保健課)より
●職員の採用にあたって
・問合せは全国各地からありましたが、単年度契約であることを理由に辞退される方も多くいました。
・職員の採用に当たり、様々な資格や職歴や経験を有し、被災地支援に対する熱い思いのある方々からの応募がありましたが、被災地支援を行う職員に求められるのは、専門的知識や技術のほか、多職種と連携した活動のための協調性であることを追記しておきたいと思います。


