みやぎ心のケアセンターの場合はこうでした
・当センターの活動期間は当初10年間、つまり県震災復興計画が終了する2020(平成32)年度までとされていました。そのため開所から7年が経過した頃から、少しずつ閉鎖に向けた準備を意識し始めていました。当センター職員のみで対応していた地域住民支援をはじめとする各種事業も、市町職員と協働で行うよう努めるなど、地域の方々や関係者が閉鎖によって混乱を来たすことがないように引継ぎを少しずつ進めていました。
・こういった状況の中、2019(令和元)年度から県主催で、当センターの活動終了を見据え、心のケアから地域精神保健福祉活動のあり方について検討する「心のケアあり方検討会」が開催されました。具体的には圏域ごとに、保健所が中心になり市町・精神保健福祉センター・当センターの職員で、市町や圏域の被災者の心のケアの課題を明らかにし、2021(令和3)年度以降の地域精神保健福祉活動の方向性について検討を重ね、その目標に向けての各機関の役割などについての話し合いを行いました。
・圏域での心のケアあり方検討会の内容を踏まえて、宮城県保健福祉部精神保健推進室から「令和3年度以降の宮城県の心のケア取組方針(令和2年8月)」が公表され、当センターの活動期間は5年延長となり、2025(令和7)年度までと示されました。この取組方針には、震災後の精神保健福祉の様々な経験・活動を生かした活動の構築や保健所や精神保健福祉センターの体制強化、沿岸市町の人材確保・育成支援などの方針も明記されました。
・当センターも県の取組方針を踏まえ、「みやぎ心のケアセンター第2次運営計画(令和3年度~7年度)」を作成しました。これにより、関係機関と連携して各種事業を行うとともに、2025(令和7)年度の活動終了を見据え、個別支援や事業について終結や引継ぎ等について計画的に進めて行くこととなりました。
