Q16 孤立しがちな男性への(サロン活動による)支援はメンタルヘルスにどのような効果が期待されていましたか。

壮絶な被災・喪失体験、生活環境の急変などのストレスを抱えながら、誰にも話せずにいたという男性も少なくありませんでした。そのような方々の中には気持ちを紛らわすために多量飲酒したり、ギャンブルにのめり込んでしまう方もあります。それらの予防の一環として、語り合い、安心して過ごせるサロンのような場の存在は大きな意義があると考えられています。

サロン内の参加者や支援者との信頼関係の深まりは、さらに幅広い支援者とのつながりをつくる要因となりました。つながり作りのきっかけとして、サロン活動は重要な役割を担っていたといえます。

みやぎ心のケアセンターの場合はこうでした

・気仙沼地域センターでは、災害公営住宅などへの転居に伴う住民の孤立や、地域活動の場に男性がつながりにくいといった地域課題を踏まえ、市の担当課と検討を重ねて2017(平成29)年度からサロンを始めました。2018(平成30)年度には市の関係各部署に対象者をつなぐ窓口としての協力をいただき、2019(令和元)年度からは市内の医療機関、相談機関にも新たに加わっていただいて実施しました。

・コミュニケーション麻雀や調理活動とミニ講話、お茶の時間を組み合わせて実施しました(*1)

参照 (*1) 気仙沼地域センターサロン活動紹介(P44)みやぎ心のケアセンター紀要8号より